その条件について

条件という言葉は日常生活の中で一般的に使用されるものですが、法律関係の条件と言うのは法律行為の効力が生じたときの、発生や消滅に関して、使用されることがあり、この条件が実現することを法律では条件の成就といいます。
また消滅が将来的に発生することがわかっている場合には期限を設けることが多く、これを付かんなどで定めることもあります。日常生活で使用されている言葉は法律上では意味合いが少し変わってしまいますが、法律と言うのは言葉によって厳正に管理されている性質を持っているので、誰にでも分かるように簡単に記述するようなことは非常に難しくなっていて、法廷などで国民に分かり易い裁判を目指した場合には、理解しやすいと同時に、様々な解釈の出来る単語や語句が使用される可能性が高くなることから、分かり易い言葉で法律を語ることが非常に難しくなっています。
日本の法律の特長は成文法なので、文章に書かれている語句が一番大切で、その言葉の解釈などによって、国の指針などが定められることがあるので、条件などの言葉を一般的に使用されている語法で用いることはできません。
法律用語が難解に感じられる理由としては言い回しが古いことや、人に対して語りかけるように出来ていないことが一因ともなっています。